債務整理を行う場合、良い点(メリット)が多い方法を選ぶのではなく、まず借り手にとってどの方法が適切であるかを見極めて行いましょう。

債務整理のメリット

借りたお金を返すための整理(債務整理)を行う場合、いくつかの方法があります。

 

 

 

それぞれの方法によって良い点は異なりますが、共通して言える良い点は、債務整理を始めると貸し手(債権者)からの「お金を返してください」という請求がなくなります


 

 

個々の方法の良い点ですが、公の機関(裁判所)を通すことなく、借り手が依頼した専門家(弁護士など)が貸し手と交渉することによって話をまとめる方法(任意整理)があります。

この場合、借り手はほとんど何もしなくても話がまとまります。
この方法は、利子の軽減や過度に支払ったお金を取り戻し、負債を軽くしてもらえます。
また国が発刊する情報誌(官報)に記載されることはありません。
資格を必要とする仕事などにも規制はありません。すべての貸し手に対して行う必要はありません。

 

 

貸し手の賛同を得るなど、いろいろな適正や手続きはありますが、公の機関が決めた計画に従って一定の期間に借り手がお金を返していく整理方法(民事再生)があります。

この場合、家や車を手元に残しておくことができます。
保険の解約も免れます。
基本的に返すお金の総額の2割(5分の1)まで負債を減らせます(このとき100万円を下回ることはありません)。負債の原因が賭け事などであっても手続きができます。

 

 

借りたお金を返す責任がなくなる方法(自己破産)があります。

負債がすべてなくなります。借り手のまわりに負債にあてる価値のあるものがなければ手続きが早く進み、新たな生活を始めることができます。

 

 

借り手と貸し手の交渉は公の機関が行いますが、専門家が介入せず、すべての手続きを借り手本人が行う方法(特定調停)があります。

この場合、専門家への費用が抑えられます。
利子が軽減されることがあります。負債の理由は問われません。
国が発刊する情報誌に記載されません。資格を必要とする仕事などにも規制はありません。

 

 

債務整理を行う場合、良い点(メリット)が多い方法を選ぶのではなく、まず借り手にとってどの方法が適切であるかを見極めて行うことが大切です。