利息の過払い金が借入金の残債を上回った場合は、借金がチャラになります。

債務整理と借金の関係

債務整理をすれば借金はチャラにできるのか?

答えはNOです。
ただし場合によっては債務整理により借金がチャラになるケースもあります。

 

借金をチャラにする為には、基本的には借金が払いきれなくなった時に自己破産をして借金をチャラにします。

ですが自己破産をするには大きなデメリットもあり、持ち家の場合は家や車を所有していれば車、その他パソコンや骨董品などを売ってそれなりのお金になる高級品は自己破産をするには全て処分しなければなりません。

 

それに対して、こういった財産を失う事もなく行う事ができるのが債務整理です。

債務整理は根本的には借金をチャラにするものではなく、借金を弁護士や司法書士の元で整理して返済計画を立て直すもので、借りたお金は全部返します。というのが債務整理です。

 

債務整理によって借金がチャラになるケースは主に利息の過払い金が借入金の残債を上回った場合に借金がチャラになり、場合によっては更に過払い金利が返還されます。

 

どういった事かと言うと、仮に100万円を借り入れした場合、100万円を返済すれば借金はチャラになる訳ではなく、当然金利が発生しますので100万円にプラスして金利も払わないといけません。
金利はお金を借り入れる時に契約した金利によって変わってきますし、返済期限によっても変わってきます。

 

債務整理で借金がチャラになるケースは、元金以上の返済を既に済ませていて、支払った金利分が過剰な場合に借金がチャラになります。

 

例にあげた100万円の場合は、少なくてもそれまでの返済した金額の合計が100万円の元金以上の返済をした実績がなければ、借金がチャラになるという事は債務整理ではありません。

 

金利の過払い金とは、基本的には2010年以前に借り入れを行った祭に、出資法を利用したグレーゾーン金利で借り入れした契約に対して行われます。

 

毎月それなりの返済をしているという前提で、借金(債務)の借入期間が長ければ長いほど、過払い金請求できる金額は大きくなる傾向があり、既に借入れた時の元金以上の返済もしているケースが多いです。

 

借入期間が短ければ短いほど、債務整理で借金がチャラになる可能性は低くなりますが、仮に借金がチャラにならなくても、合法な金利への見直しや、返済経過を立て直し事により、不当な金利の場合は適正金利への変更や、現実的な返済計画を立て直してもらえるケースも多いので、借金をチャラにするという目的以外のも債務整理のメリットはあります。